いざビットフライヤーで暗号資産の取引をしようと思ってもイマイチ使い方が分からなくて困ることはないでしょうか?
暗号資産を買うにしても買い方がたくさんあり、どのような使い方で利用していいのか迷ってしまうときはあります。
そこで今回はビットフライヤーの使い方について詳しくまとめてみました。
まだビットフライヤーに登録していない方はこちらから
初めてだとビットフライヤーの使い方が分かりにくい
ビットフライヤーは国内で最大手の暗号資産取引所です。
ビットコイン取引量はNo.1を記録しており、日本で最も利用されていると言っても過言ではありません。
そのため海外取引所などに比べると使い方は分かりやすいのですが、初めて暗号資産取引をする人からすると、ビットフライヤーの使い方で戸惑うことはあります。
特にビットフライヤーでは自分の資産を扱いますので、あまりいい加減なことはできません。
しっかり仕組みを理解しながら暗号資産の取引をしたほうが良いです。
そこで今回は暗号資産取引を初めてする人でも分かりやすいように、ビットフライヤーの使い方についてまとめてみました。
ビットフライヤーの登録
ビットフライヤーで暗号資産取引をするためには、まず登録をしなければいけません。
登録手続きに必要なものはメールアドレスと本人確認書類ぐらいですので、まだ登録していない人は先に登録しておくと良いでしょう。
ビットフライヤーの登録手順はまた別の記事でまとめていますので、抜けなく登録を済ませたい方はぜひ参考にしてみてください。
ビットフライヤーの登録方法を分かりやすく解説!取引できるまで
ビットフライヤーの使い方
入金の方法
ビットフライヤーに登録すると、取引用の口座を用意してくれますので、暗号資産を購入する際には取引用の口座に入っている日本円を利用します。
日本円で暗号資産を購入するのであれば、まずはビットフライヤーに入金しましょう。
入金には手数料がかかる場合もありますので、できるだけ一度にまとまった金額を入金するのがおすすめです。
ビットフライヤーにログインしたら、サイドバーに「入出金」と書かれた項目があります。入金するにはまずこちらの項目をクリックします。
ビットフライヤーで入金する方法は「日本円ご入金」と「クイック入金」の2種類があります。
クイック入金なら24時間いつでも入金できますので、すぐに暗号資産を買いたい人におすすめです。ただクイック入金は1件あたり324円の手数料がかかりますので、本当に急ぎの用でない限りおすすめしません。
入金する際は銀行振込による「日本円ご入金」から入金するようにしましょう。あなたが利用する銀行によっては入金手数料がかかってしまうものの、振込手数料が無料になる銀行口座を使えば、手数料なしで入金できます。
「三井住友銀行」もしくは「住信SBIネット銀行」のどちらかを選んで、ビットフライヤーが指定する口座番号に振込するだけです。銀行振込をした経験が一度でもあれば戸惑うことはないでしょう。
入金にかかる手数料に関しては別の記事でまとめていますので、参考にしてください。
ビットフライヤーの登録方法を分かりやすく解説!取引できるまで
銀行振込
入金方法としてよく利用されているのが銀行振り込みです。
あなたが持っている銀行の口座からビットフライヤーの取引口座へ入金する方法とも言えます。
銀行振り込みするにはまず公式サイトへログインして左側にある「入出金」と書かれたタブをクリックしましょう。
次に「日本円ご入金」と書かれたボタンをクリックします。
日本円の振込先は「三井住友銀行」か「住信SBIネット銀行」のどちらかを選択しましょう。
その後、振込先の支店名や口座番号などが表示されますので、そちらへ振り込むことで入金が完了します。
ただ入金する際には入金用の銀行口座情報を追加しておく必要がありますので、追加していない方は案内に従って追加しましょう。
振り込みましたら、あとは取引口座に反映されるのを待っておくだけです。
クイック入金
銀行振り込みとは別にクイック入金と呼ばれる入金方法もあります。
名称通り、クイック入金は取引口座への振り込みを早く済ませたい人向けと言えるでしょう。
ただクイック入金はいち早い入金ができるものの、クイック入金して購入したぶんの資産の移動が7日間制限されてしまうデメリットもあります。
買ってすぐにウォレットに入れたい人や買ってすぐに売って出金すると言った短期的なトレードをする人には向いていません。
「今すぐ買わないと出遅れる!」というときは使っても良いでしょう。
ビットフライヤーでは3つの方法で入金できますので、クイック入金する際は好きな方法で行うようにしましょう。
インターネットバンキングから入金
インターネットバンキングで入金する場合は「ペイジー」「住信SBIネット銀行」「イオン銀行」を使った方法があります。
上部の「ご入金額」を入力して、3種の中から好きな支払元を選んで手続きしましょう。
それぞれ細かい操作は違いますが、案内に従えば簡単に入金できますので、ここではそれぞれの説明を割愛します。
銀行、ATMから入金
銀行ATMから入金する場合は「ペイジー」のみです。
インターネットバンキングを使った方法と大きな差異はありませんのでペイジーを使ってクイック入金する場合はお好きな方を選びましょう。
こちらも入金額を決めてペイジーをクリックしたら請求画面が表示されますので、案内通りに手続きを進めれば大丈夫です。
コンビニから入金
提携しているコンビニで入金額を支払うことでクイック入金することも可能です。
ただコンビニ入金の場合は1回につき30万円が上限ですので、注意しましょう。
こちらは入金額を入力して「コンビニエンスストア」をクリックしたら支払先のコンビニの選択画面が出ますので、最寄りのコンビニを選んで案内通りに支払いを済ませに行きましょう。
暗号資産の買い方
2018年3月現在はクレジットカードでの購入ができなくなっていますので、現在4種類の方法で暗号資産を購入することができます。
それぞれの買い方で、買える暗号資産の銘柄に違いがありますので、注意が必要です。
- ビットコイン販売所
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ビットコイン(BTC) - アルトコイン販売所
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イーサリアム(ETH)
イーサリアムクラシック(ETC)
ライトコイン(LTC)
ビットコインキャッシュ(BCH)
モナコイン(MONA)
リスク(LSK)
リップル(XRP)
ベーシックアテンショントークン(BAT)
ステラルーメン(XLM)
ネム(XEM)
テゾス(XTZ)
ポルカドット(DOT)
チェーンリンク(LINK) - ビットコイン取引所
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ビットコイン(BTC) - bitFlyer Lightning
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ビットコイン(BTC/JPY)
イーサリアム(ETH/JPY,ETH/BTC)
ビットコインキャッシュ(BCH/BTC)
ステラルーメン(XLM/JPY)
モナコイン(MONA/JPY)
ビットコインを買う方法はたくさんありますが、アルトコインは基本的に販売所でしか買えないようになっています。
イーサリアムとビットコインキャッシュはBTCで購入するなら、bitFlyer Lightningで購入可能です。日本円で買う場合は販売所でしか購入できないので注意しましょう。
ビットコインのお得な買い方
ビットコインを買う方法は3種類ありますが、買い方によっては損してしまう場合があります。
「販売所」「取引所」「bitFlyer Lightning」の3種類ありますが、ビットコインを買う際は「取引所」か「bitFlyer Lightning」のどちらかで購入するのがおすすめです。
取引所とbitFlyer Lightningは手数料がかかるものの、販売所は手数料以上に高いスプレッドがかかります。
同じ時間にビットコインを購入するとしたら、手数料込の必要資金よりもスプレッド込の資金のほうが多いです。
ビットコインをお得に買うのであれば、取引所かbitFlyer Lightningのどちらかで買うようにしましょう。
出金の方法
入金して暗号資産を売買しているうちに儲けが出たら出金を考えるのではないでしょうか?
出金の方法は入金のときと同じように「入出金」の項目をクリックした後に「日本円ご出金」をクリックします。
出金先の銀行口座を登録したのち、出金額を入力しましょう。その後「日本円を出金する」と書かれた赤いボタンをクリックします。
出金は取り消すことができませんので、本当に出金していいのか、もう一度考えてから出金するようにしましょう。ちなみにビットフライヤーは銀行口座や出金額に応じて、出金手数料に違いがありますので、一度にまとめて出金するほうが良いです。
暗号資産の送金方法
暗号資産を送金する際は入金・出金した時と同じように「入出金」の項目から送金手続きが可能です。
「◯◯◯ ご送付」という項目から送金できます。
暗号資産の送金方法はビットコインとアルトコインで違いがありますので、まずはビットコインの送金方法から説明していきましょう。
ビットコインの送金方法
まずは送金先のラベルとビットコインアドレスを入力しましょう。
ここの入力を間違えると、あなたのビットコインは誰のもとにも届かず、セルフGOXしてしまいます。アドレスは何度も確認するぐらいが良いです。
次にビットコインの「送付数量」と「優先度」を入力しましょう。
「送付数量」はその名の通り、ビットコインを送金する量です。
「優先度」では、手数料を多めに支払うことで、ビットコインの送金処理を優先してもらうことができます。
優先度によって送金処理にかかる時間は変わるものの、時期によって送金にかかる時間は違います。
一時期は何日経っても送金処理されないという事態に陥ることもありました。
ビットコインの送金処理にかかる時間は、その時によって違いますので、送金する前にTwitterなどで情報収集しておくと良いでしょう。
アルトコインの送金方法
アルトコインの送金方法はビットコインの送金方法とそれほど大差はありません。
ラベルとアドレスを入力し、送付数量を決めるだけです。
ビットコインとの違いがあるとしたら、優先度がないことぐらいでしょう。
アルトコインはビットコインのように送金詰まりが頻繁に起こるわけではありません。時期によっては送金処理に時間がかかることはあるものの、アルトコインであればまったく届かないなんてことはないです。
暗号資産を受け取る方法
次に送金の逆である暗号資産を受け取る方法についてです。
送金のときと同じように「入出金」の項目をクリックし「◯◯◯ お預入れ」と書かれたところをクリックします。
それぞれクリックしたら暗号資産のアドレスが表示されますので、そのアドレスを送金する相手に知らせましょう。
もしここでアドレスに間違いがあれば、相手が送金したコインはあなたのもとへ届くことはありません。
しっかり間違いのないようにコピペして、相手に知らせてあげましょう。
FXのやり方
ビットフライヤーでは最大15倍のレバレッジをかけてビットコインの投資ができます。メンテナンス等が入らない限りは、24時間365日取引可能です。
少ない資金で多額のリターンを得ることができるため、人気があります。それではビットフライヤーでFXを使用する方法について説明していきましょう。
ビットフライヤーでFXをやるには、まず証拠金を入れる必要があります。
「bitFlyer Lightning」を開き、上記の赤枠にあるメニューを開きましょう。メニューを開くと真ん中ぐらいに「入出金」とありますのでそちらをクリックします。
こちらで証拠金口座にお金を入れます。「証拠金口座へ預入れる」と書かれたところに金額を入力して、取引所の現物口座から資金を移しましょう。
ちなみにレバレッジは下の方に赤字で「変更」と書かれていますので、そこをクリックすると15倍まで買えることが可能です。ただ倍率を上げることでハイリスクになりますので程々にしておきましょう。
これでFX用に資金を入れることができましたので、後は通常の板取引と同じような手続きでビットコインの売買をすることが可能です。
通常の現物取引と同じように「指値」「成行」で注文を出すことが可能です。
「特殊」というのは新規注文と決済注文を同時に行うよう設定したり、価格トリガーを設定したりすることもできます。少し複雑なので、初めてFXをする場合は指値と成行だけで始めると良いでしょう。
ビットフライヤーのチャートの開き方
ビットフライヤーには2種類のチャートがあります。
- 販売所の簡易版チャート
- 分析向けに利用する「bitFlyer Lightning」
ここからはビットフライヤーで簡易版チャートを見る方法や「bitFlyer Lightning」の開き方から説明していきます。
販売所の簡易版チャート
ビットフライヤーでは「ビットコイン販売所」や「アルトコイン販売所」を開けば、その通貨の簡易版チャートが表示されます。
簡易版チャートはローソク足の表示がなく、山で価格の動きを表していますので、誰が見ても価格の上がり下がりが分かりやすいです。
カーソルを合わせると、時間ごとの通貨価格が表示されますので、細かく価格をチェックしたいときも見やすくなっています。
最初はこの簡易版チャートを眺めながら通貨価格の上がり下がりを読んでみるとよいでしょう。
特に大きく上昇したときや大きく下落したときは何かニュースが発表されたと推理できます。その際にニュースをチェックしておけば「こういったニュースが起きるとこれくらい価格が上がるのか」といったことが感覚で掴めるようになってくるはずです。
なお左上にある「日」「週」「月」「All」をそれぞれクリックすれば、1日の動きや1週の動きなど細かい動きが見れます。
1日で見る山と1月で見る山は違いますので、状況によって変えることで流れが読み取りやすくなるでしょう。
※上の画像は「月」の動きですが、下の画像の「日」の動きはこのような山になっています。
こうやって分けてみると、長期的な流れだと下落しているように見えるビットコインですが、短期的な流れで見ると上昇もしくは停滞していることが簡単に見えてきます。
分析用に利用する「bitFlyer Lightning」
簡易版チャートを眺めていて「もっと本格的に分析できるようになりたい」というかたは「bitFlyer Lightning」を使ってみましょう。
ログインしたら「売買」の項目に「bitFlyer Lightning」とありますので、そちらをクリックすれば上画像のような画面が表示されます。
簡易版チャートの山と違ってローソク足の表示になっているので、最初はとっつきにくく感じるかもしれません。
しかしローソク足の読み方が分かれば、山で表示される簡易版チャートよりも価格の上がり下がりを詳しく読み取れるようになります。
ローソク足の見方については、別の記事で詳しくまとめていますので、参考にしてみてください。
暗号資産のローソク足を見てチャートを読み取るために必要なこと
ローソク足について理解できたらさっそく使ってみましょう。
チャートの読み取りは慣れによるところも大きいので、見やすく感じる簡易版チャートよりもローソク足のチャートに触れていくのが大切です。
「bitFlyer Lightning」はただローソク足のチャートが見れるわけではなく、様々なインジケーターが豊富にあることから利用している人も多いです。
インジケーターとはチャート画面上で様々な状況を視覚化してくれる表示要素のことを言います。
様々なインジケーターがありますが、多くの人がテクニカル分析の時に利用する「移動平均線」が初心者でも一番使いやすいインジケーターと言えるでしょう。
最初は移動平均線の使い方を学習して、実際に使用してみるとよいです。
2本の移動平均線を設定することにより、トレンド相場を読めるようになります。FXではトレンド相場を読んで投資することが最も勝ちやすいと言われているほどですので、最初は移動平均線を使ってトレンド相場を読み取ってみるのをおすすめします。
移動平均線を使ったチャートの読み方について詳しく説明しているサイトはたくさんありますので、興味のある方は調べてみてください。
チャートを読み取ることで絶対に勝てるわけではありませんが、読み取れる人と読み取れない人では勝率に差が出てしまうのは言うまでもありません。
チャートを読み取るスキルを身につけることで、勝てる可能性は上がりますので、少しずつ覚えていくとよいでしょう。
スマホアプリでも「bitFlyer Lightning」でチャートが見れる
基本的にPCでチャートを分析する人が多いものの、出先でちょっと確認したいという人にはビットフライヤーのアプリをダウンロードしておくようおすすめします。
アプリから「bitFlyer Lightning」を開けますので便利です。
チャートに慣れてくると分かりますが、簡易版のチャートでは今後の相場の動きが読み取りにくいので、積極的にローソク足でのチャートチェックをしていくとよいでしょう。
最初は難しそうでとっつきにくい印象があるかもしれませんが、慣れると簡易版のチャートを全く見なくなります。それぐらいローソク足チャートのほうが分析しやすいので、ゆくゆくは利用していくよう意識しておきましょう。
基本的には入金と買い方、出金ができれば投資できる
今回はビットフライヤーの使い方についてまとめてみましたが、実際に暗号資産取引をするのに最低限必要なのは「入金」と「買い方」「出金」のやり方ぐらいです。
ビットフライヤーにはビットコインのFXもありますが、儲けが大きいぶん損失も大きいので初心者にはあまりおすすめしません。
初めて暗号資産投資するのであれば、日本円で入金して、騰がりそうな銘柄を買い、数ヶ月スパンで上昇するのを待つぐらいで良いでしょう。
「入金と「買い方」「出金」のやり方が分かれば、投資に参加できますし、実際にビットフライヤーで投資を始めてみると「損したくない」という気持ちからこれまで以上に暗号資産を自然と勉強していきます。
暗号資産は株と違って、少額からも始められますので、まずは失っても生活に支障を来さない程度の資金で始めてみるのがおすすめです。
ビットフライヤーは国内でも最大手の暗号資産取引所
日本には数多くの暗号資産取引所がある中で、ビットフライヤーは最大手と言っても過言ではありません。
株主にはSMBCやみずほ、三菱UFJ、リクルート、SBI、電通など他にも多くの大企業が名を連ねています。大企業がこんなにも株主を勤めているということは、それほどビットフライヤーが取引所として評価が高いと言っても過言ではありません。
大手なら絶対に安心というわけではありませんが、先日のコインチェックNEM流出などの事件を見れば、取引所の信用リスクも考えて、利用する取引所を選んだほうが良いです。
もし安心・安全性を重視して取引所を選ぶのであれば、ビットフライヤーをおすすめします。
まだビットフライヤーに登録していない方はこちらから