国内では大手取引所であるビットフライヤーで暗号資産取引をしている人は多いです。
国内のビットコイン取引量No.1の実績もあり、国内で一番安心して利用できる取引所だといえるでしょう。
今回はビットフライヤーで暗号資産取引をしたいと思っている人向けにビットフライヤーの登録方法についてまとめてみました。
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ビットフライヤーの登録(口座開設)は簡単
ビットフライヤーの登録はそれほど難しいものではありません。特に他の暗号資産取引所へ登録した経験がある方にとっては簡単に思うでしょう。
ただビットフライヤーでは自分の資産を扱う場所となりますので、できるだけ抜かりなく登録を済ませたいところです。
そこで今回はビットフライヤーへ登録するにあたって、変なミスをしないよう細かく登録方法をまとめてみました。
ただ手順を見てみれば、それほど難しい操作はなく、ビットフライヤーの口座を開設できます。それでは新規登録の手順をこれから説明していきましょう。
ビットフライヤーの新規登録の手順
ビットフライヤーで満足に取引ができるまでにすることは主に4つです。
- メールアドレスで登録
- 本人情報の登録
- 本人確認書類の提出
- 銀行口座情報の登録
4つの手続きをすれば、後はビットフライヤーで制限なくトレードできます。
メールアドレスで登録
まずはビットフライヤーの公式サイトでメールアドレスを入力し「アカウント作成」と書かれた赤いボタンをクリックします。
ちなみにFacebookやYahoo、Googleなどのアカウントでも登録できますが、あまりおすすめしません。
いつも使っているアカウントなのでログインのしやすさなどはありますが、セキュリティを考えるとメールアドレスで登録したほうが良いです。
万が一に他のアカウントが乗っ取られたときはビットフライヤーのアカウントにまで被害が及ぶかもしれません。
またビットフライヤーはお金がかなり動きますし、パスワードは難解なものにしておいたほうが良いです。
入力したメールアドレス宛に確認メールが届いているはずなので、チェックしてみましょう。
確認メールに書いてあるキーワードを入力して「アカウント作成」をクリック、もしくは確認メールに載っているリンクをクリックすることでアカウント作成へ進みます。
次は右下に4つのチェックボックスがありますので、確認したのちにチェックを入れて「bitFlyerをはじめる」と書かれた青いボタンをクリックしましょう。
本人情報の登録
次に本人情報の登録を行っていきます。「まずは取引時確認の入力からはじめる」と書かれた青いボタンをクリックしましょう。
すると名前や性別、住所など本人情報を登録するページにいきますので、入力したら「登録情報を確認する」と書かれた青いボタンをクリックします。
入力した情報に間違いがないか確認した後は「ご本人情報を登録する」と書かれた青いボタンをクリックしましょう。
これで本人情報の登録は完了です。
次は本人確認書類の提出をしていきますので「続けてご本人確認資料を提出する」と書かれた青いボタンをクリックします。
本人確認書類の提出
提出書類の種類については全12種類ありますが、一般的なのは運転免許証、もしくはパスポートや健康保険証などでしょう。
【本人確認の際に使う書類】※いずれか1つを用意
- 運転免許証
- パスポート
- 個人番号カード
- 住民基本台帳カード(顔写真あり)
- 各種健康保険証
- 各種年金手帳(平成8年以前に発行のもの)
- 各種福祉手帳
- 住民票の写し
- 印鑑登録証明書
- 在留カード
- 特別永住者証明書
- 外国公的書類(海外外国人用)
ここでは運転免許証を利用した方法を説明します。
運転免許証の場合は表面と裏面の写真を一枚ずつ撮るだけです。
写真の画像ファイルをドラッグ&ドロップするか「画像ファイルを選択する」から画像を選択します。
不鮮明な写真だともう一度送信しなければいけなくなりますので、ハッキリ文字が写っている確認しておきましょう。
画像を選択したら「ご本人確認資料を提出する」と書かれた青いボタンをクリックします。
これで本人確認書類の提出は完了ですが、まだ少し入力事項がありますので、こちらも終わらせておきましょう。
当てはまるところにチェックを入れたら「入力する」をクリックしましょう。
特に気をつけるところはありません。
取引目的の確認が終わったら、最後に銀行口座情報の登録です。「続けて銀行口座情報を登録する」と書かれた青いボタンをクリックしましょう。
銀行口座情報の登録
ビットフライヤーでは取引をする前にビットフライヤー用の口座に入金します。
そのビットフライヤー用のお客様用口座に入金する際に使うあなたの銀行口座情報を登録するページです。
ビットフライヤー用の口座には三井住友銀行と住信SBIネット銀行が用意されていますので、入金手数料を無料にしたいのであれば、住信SBIネット銀行の情報を登録すると良いでしょう。
口座情報を入力したら「登録情報を確認する」と書かれた青いボタンをクリックします。
入力した銀行口座情報に間違いがない場合は「銀行口座情報を登録する」と書かれた青いボタンをクリックしましょう。
後はビットフライヤーからの本人確認審査の完了を待つだけです。必須の登録作業は他にありません。
ビットフライヤーの本人確認が終われば、登録した住所宛に本人確認用のはがきが届きますので、はがきが届けば、制限なしにトレードできるようになります。
はがきが来た後にしなければいけないことは特にありませんので、はがきは記念にでも持っておきましょう。
二段階認証も設定しておくと安心
今回説明した登録手順通りに手続きをした直後は上画像のようなアカウント情報となっています。
赤字で目立つように表示されているのが「二段階認証」です。
二段階認証の設定は義務でないものの、セキュリティ上設定しておいたほうが良いです。
アカウント乗っ取りによる盗難リスクを防ぐためにも設定しておきましょう。ここでは登録方法だけではなく、二段階認証の設定方法も説明しておきます。
まずは赤字で目立つように表示されている「二段階認証」と書かれたところをクリックしましょう。
二段階認証を設定する際には確認コードが必要です。確認コードをどの方法で受け取るのか決めましょう。
また二段階認証をいつ使用するのかの設定ですが、セキュリティを高めるためにはすべてチェックしておくことをおすすめします。
チェックしたら「次へ」と書かれた青いボタンをクリックしましょう。
以後はメールアドレスで確認コードを受け取った場合の設定方法を説明します。
登録されたメールアドレスに確認コードが送信されていますので、確認して入力しましょう。
確認コードを入力して「次へ」と書かれた青いボタンをクリックします。
二段階認証を行うためには認証アプリをインストールする必要があります。
【認証アプリの例】
- Google Authenticator(おすすめ)
- Authy
- Duo Mobile
コインチェックやZaifなど他の取引所でも二段階認証設定しますので、どれか1つのアプリを選んで利用すると良いでしょう。
認証アプリを起動したら「QRコードをスキャンする」か「アカウントキーを入力する」のいずれかの2種類の方法で読み取ります。
するとアプリ上で確認コードが発行されますので、その確認コードを入力しましょう。
確認コードを入力したら「二段階認証を設定する」と書かれた青いボタンをクリックします。
このように表示されたら二段階認証設定は完了です。
二段階認証を求められた場合は、先程インストールした認証アプリで発行される認証コードを入力するようにしましょう。
ビットフライヤーの手数料一覧
正直なところ、ビットフライヤーにかかる手数料は安くありません。ビットコインやアルトコインの取引をする際には手数料がかかります。
ただ手数料はかかるものの、ビットフライヤーは日本国内の暗号資産取引所の中では非常に優秀です。
ビットフライヤーにはSMBCベンチャーキャピタルやみずほ、三菱UFJなどの大手企業が株主についています。他にも三井住友やSBC、リクルート、GMOなど挙げていけばキリがありません。それほど多くの大企業がバックについてるのは、それほど信頼性が高い取引所だということです。
最近はコインチェックのハッキング被害がありましたが、暗号資産取引所には厳重なセキュリティ態勢が求められています。その点ではビットフライヤーが国内で一番安心だといえるでしょう。セキュリティがしっかりしているからこそ、多くの大企業が他の取引所ではなく、ビットフライヤーに出資していると言っても過言ではありません。
手数料は安くないものの、取引所リスクを考えて、ビットフライヤーで比較的安全に暗号資産取引するのが良いでしょう。
しかし手数料がどうしてもかかってしまうため、どういった時に手数料がかかるのか、把握しておかないと、取引をするたびに資産が減ってしまいかねません。それではビットフライヤーの手数料について見ていきましょう。
アカウントの開設や維持の手数料は無料
ビットフライヤーのアカウントを作成したり、維持したりするのに手数料は要りません。
つまり登録するだけであれば無料です。
今後ビットフライヤーでの取引を迷っている場合は、とりあえずアカウントを開設させておくだけでも良いでしょう。
ビットコイン売買手数料
ビットフライヤーではビットコインを売買する際に手数料がかかります。
ビットフライヤーにはビットコインを売買する手段が4つあり、FX取引以外は手数料がかかる仕組みです。
FX取引をする際にかかる手数料については後述しますが、取引手数料以外にいくらか別の手数料がかかりますので、手数料無しでビットコインの取引をすることはできません。
またビットコイン販売所なら手数料が無料となっているのでお得に感じます。しかしこちらも詳しく後述しますが、スプレッドがかかるようになっていますので、注意が必要です。
またビットコイン簡単取引所とLightning現物取引については直近30日の取引量に応じて手数料がかかるようになっています。つまり売買板で現物取引する場合は手数料がかかるということです。
直近 30 日の取引量 | ビットコイン簡単取引所とLightning 現物 |
---|---|
10 万円未満 | 0.15% |
10 万円~ 20 万円未満 | 0.14% |
20 万円~ 50 万円未満 | 0.13% |
50 万円~ 100 万円未満 | 0.12% |
100 万円~ 200 万円未満 | 0.11% |
200 万円~ 500 万円未満 | 0.10% |
500 万円~ 1,000 万円未満 | 0.09% |
1,000 万円~ 2,000 万円未満 | 0.07% |
2,000 万円~ 5,000 万円未満 | 0.05% |
5,000 万円~ 1 億円未満 | 0.03% |
1 億円~ 5 億円未満 | 0.02% |
5 億円以上 | 0.01% |
ビットフライヤーではビットコインの取引をすればするほど、手数料が安くなる仕組みとなっています。
アルトコイン売買手数料
ビットフライヤーではビットコイン以外のアルトコインも多く扱っています。
イーサリアム(ETH)とビットコインキャッシュ(BCH)の2種のアルトコインはBTC建てに限り現物取引が可能です。その際の手数料は取引量の0.2%となっています。
またイーサリアムとビットコインキャッシュを含んだ他のアルトコインは販売所でも購入可能です。アルトコインも販売所の売買であれば、手数料は無料となっていますが、ビットコイン販売所と同じようにスプレッドがかかりますので、あまりおすすめしません。
ただ他の多くの国内取引所も販売所ではスプレッドがかかりますので、仕方ないとも言えるでしょう。安心・安全さを買ってると思って、スプレッド込みで支払いをすると考えておくと良いです。
コインの送金手数料
ビットフライヤーはコインの送金手数料が安いことで人気のある国内取引所でもあります。
ビットコインを送金する際は0.0004BTCの手数料がかかるものの、モナコインの送金手数料はビットフライヤーが負担してくれますので無料です。
他のアルトコインは以下のようにそれぞれ送金手数料がかかります。
イーサ(イーサリアム) | 0.005 ETH |
イーサ(イーサリアム・クラシック) | 0.005 ETC |
ライトコイン | 0.001 LTC |
ビットコインキャッシュ | 0.0002 BCH |
リスク | 0.1 LSK |
モナコイン | 無料 |
リップル | 無料 |
ベーシックアテンショントークン | 5 BAT |
ステラルーメン | 無料 |
ネム | 3 XEM |
テゾス | 0.1 XTZ |
ポルカドット | 0.1 DOT |
チェーンリンク | 1 LINK |
ちなみにビットフライヤーのアカウント同士でビットコインの送金ができるBitWireを使えばビットコインは無料で送金できます。
日本円の入金手数料
ビットフライヤーで暗号資産を買うには、ビットフライヤーで開設した口座に日本円を入金しなければいけません。
日本円を入金する方法は主に2種類あり、クイック入金と銀行振込です。
クイック入金はペイジーなどのインターネットバンキングや銀行ATM、コンビニから入金する方法で、1回入金するたびに324円の入金手数料が発生します。
銀行振込の場合は、あなたが利用している銀行で定められている振込手数料がかかりますので、場合によっては無料です。三井住友銀行か住信SBIネット銀行のどちらかの口座を選んで振り込みます。
振込手数料を無料にしたい場合は、住信SBIネット銀行の口座を開設しておくのがおすすめです。住信SBIネット銀行であれば手数料無料で振り込めるため、ビットフライヤーで手数料をかけずに入金できます。
日本円の出金手数料
ビットフライヤーで暗号資産の取引をした際に、上手く儲けが出れば、一度手元に出金したいと思うかもしれません。
他の取引所でもそうですが、ビットフライヤーでも出金する際は手数料がかかります。出金手数料は4パターンに分けられており、出金額と出金先の銀行によって手数料の額は違いますので注意しましょう。
基本的に一番安いのは三井住友銀行宛に3万円未満の出金をする場合の216円です。
もし三井住友銀行以外であれば、3万円未満で540円もかかってしまいますので、できれば三井住友銀行の口座に出金したほうが良いでしょう。
ちなみに入金時の銀行口座と出金時の銀行口座は別で設定できますので、入金時は住信SBI、出金時は三井住友という風に使い分けるのが一番お得だといえます。
FXに関する手数料
初心者にはあまりおすすめしませんが、ビットフライヤーではビットコインのFX取引もできます。その際にはスワップポイントと証拠金と呼ばれる手数料がかかりますので注意が必要です。
スワップポイントは1日毎に0.04%となっています。
ビットフライヤーは毎日0時にスワップポイントの金額が確定しますので、0時が回る前に決済してしまえばスワップポイントは取られません。
つまりビットフライヤーのBTCFXでスワップポイントを支払わずに済むためには0時以降にFXで買い(売り)したら0時を回る前に売り(買い)すれば大丈夫です。
ビットフライヤーのスプレッド
少し前述しましたが、ビットコインやアルトコインを販売所で売買する際にかかるスプレッドには注意が必要です。
ビットフライヤーを始めとした暗号資産取引所では、販売所で売買する際に、スプレッドと言われるものが存在します。
スプレッドというのは、実際の価格との差額の事を言うのですが、販売所で暗号資産を購入する場合は、実際の価格より高い値段で購入し、低い値段で売らなければいけません。
上の画像を見ていただければ分かるように、例えばBTCを買うとなると1BTC1,168,583円で購入しなければいけませんが、売る場合は1,122,429円でしか売れないのです。
つまりすぐ買ってすぐ売ると、本来なら差額があまりないように感じますが、販売所ではスプレッドと呼ばれる手数料のようなものが発生しますので、この例の価格ですぐに買って売ると46,514円/BTCも損をします。
ビットフライヤーのスプレッドはお世辞にも安いとはいえないので、販売所を使った短期的な売買はおすすめできません。
状況別にかかる気をつけたい手数料について
今回はビットフライヤーの手数料についてまとめてみましたが、自分に関係のある手数料はどれなのか迷ってしまう人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は状況別にビットフライヤーでかかる手数料を例としてまとめてみました。
会員登録をして暗号資産を買うまでにかかる手数料
これからビットフライヤーを使って暗号資産を買おうとしている人を例として、かかる手数料をまとめてみましょう。
- 口座開設する
⇒手数料無料 - 日本円を入金する
⇒手数料無料(住信SBIネット銀行なら) - 暗号資産を購入する
⇒手数料がかかる
これからあなたが暗号資産を買っておこうというのであれば、暗号資産を実際に購入する時、手数料がかかります。
どの銘柄の通貨を買うかで手数料は変わりますが、今回はそれぞれの通貨を購入する際に最もお得な買い方と手数料についてまとめてみました。
【暗号資産購入時のお得な買い方とかかる手数料】
- ビットコイン(BTC)
⇒簡単取引所 or ライトニング現物
⇒0.01%~0.15% - イーサリアム(ETH)
⇒ライトニング現物(ETH/BTC)
⇒0.2% - イーサリアムクラシック(ETC)
⇒販売所
⇒スプレッド分(%は変動あり) - ライトコイン(LTC)
⇒販売所
⇒スプレッド分(%は変動あり) - ビットコインキャッシュ(BCH)
⇒ライトニング現物(BCH/BTC)
⇒0.2% - モナコイン(MONA)
⇒販売所
⇒スプレッド分(%は変動あり) - リスク(LSK)
⇒販売所
⇒スプレッド分(%は変動あり)
持っている暗号資産を売って利益を現金化するまでにかかる手数料
それではビットフライヤーで暗号資産を購入し、いくらかの期間放置しておいたら価格が上がったので売却するとしましょう。
暗号資産を売却し、手元にお金を出金するまでにかかる手数料についてまとめてみました。
- 暗号資産を売却する
⇒手数料がかかる - 出金する
⇒手数料がかかる
暗号資産を売却して出金する場合は、どうしても手数料がかかります。
暗号資産を売却する際、買うときと同じ手数料分取られてしまうのです。
また出金する際は、前述したようにいくらか日本円が引かれてしまいます。
暗号資産を売却して出金する場合は、売却時に手数料分をまかなえるぐらい、しっかり儲けが出ているのかチェックすることも大切です。
ビットフライヤーで開設した口座へ入金するだけで取引可能
ビットフライヤーの登録手順を説明しました。
ビットフライヤーの登録自体は3分程度で終わるものの、自由に取引できるまでには本人確認の手続などが必要です。またセキュリティを求めるのなら二段階認証もしておかなければいけません。
すぐに登録完了という訳にはいきませんが、行う操作はそれほど難しいものではないです。
ビットフライヤーは登録するだけであれば、手数料もかかりませんので、ビットフライヤーの登録を迷っている場合は先に登録だけ済ませておくのをおすすめします。
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